6月成績
21試合
7勝13敗1分け 勝率.333
いや〜キツい。
交流戦があるんで負け越しは覚悟してましたが、もうちょっと勝てると見積もってた。
要因としては打線のポイントとなっていた近本と梅野の不調でしょうか。
月間打率は近本が.179、梅野が.215と大きく落とし、得点力がさらに低下。
この2人はセンターラインという事もあって、なかなか替えが効かないというのも苦しいところ。
また、リリーフの疲労が徐々に見えつつあり、防御率0点台と大活躍していたジョンソンが7日に”リフレッシュ抹消”され、大きな柱を一時的に1つ失うことになった。それでも藤川と能見のベテラン2人に加え、島本と小野、守屋(ただし守屋は打ち込まれる場面が少し目立った)がなんとか持ち堪えた。
明るい話題
依然として打線は苦しい阪神ですが、光もあります。
- 原口の復帰
大腸ガンが発覚した原口が6月4日のロッテ戦で1軍復帰。見事初打席でフェンス直撃のタイムリーツーベースを放った。
- 髙山、木浪の活躍
5月29日の巨人戦で代打サヨナラ満塁本塁打を放った髙山が、6月は主に7番レフトで起用される。月間打率.313と怪我で離脱した福留の穴を埋める活躍。
木浪は6月20日の楽天戦で痛い走塁ミスを犯し、懲罰交代。ベンチで矢野監督に叱責されるという出来事があったものの、月間打率.333と好成績を残した。あとは守備のミスが減ればレギュラーの座を得られるだろう。
- リリーフ・小野の活躍
昨年まで先発で起用されていた小野が、6月5日に右肘の違和感から復帰。リリーフに配置転換され、8度の登板機会で無失点と活躍。
- 岩崎の復帰
インフルエンザを発症し、5月4日に登録を抹消されていた岩崎が6月19日に1軍復帰。4度の登板機会で無失点と活躍。
- 髙橋遥人の覚醒
1年目の昨年は金本前監督に見出され、プロ初登板初勝利を飾った。しかし6月に左肩のコンディション不良で戦線離脱。今季は5月5日に1軍登録されると、7度の先発登板で1勝2敗ながら防御率2.14と安定した投球を披露している。
そして何より
植田のプロ初ホームラン
こりゃビックリ。昨年は19盗塁(成功率.905)をマークした一方、.192 本塁打0 打点1と打撃で良いところを見せられず、今季も代走や守備要員で起用されていたが、6月12日のソフトバンク戦で松田遼馬からテラスを越えるプロ初ホームラン。早くも昨年の打点を上回っただけでなく、私が昨年後半からやめろやめろと言っていた左打席でのホームラン。ちなみに「明日雪でも降るのか??」なんて思ってたら、翌日から引き分けを挟んで6連敗した。ここまでも少ない打席数ながら打率は.455と好成績を残し打撃面で成長を見せている。
そして、私が唯一不満に思っているのは鳥谷の起用法です。もちろん復活してもらいたい気持ちはあります。ですが、昨日のような1点を争う試合、ましてや他にも上本や原口が残っている中チャンスで代打鳥谷というのはいかがなものでしょうか。8回表、1アウトからチームで唯一の複数安打を放った7番髙山に代走江越を送り、好調木浪に送りバント。結局代打で登場した鳥谷はサードへのファールフライに終わり、チャンスを逸してしまいます。
しかし、問題はここだけではありません。試合はそのまま0-0で進み、延長10回表。1アウトからヒットで出塁した5番マルテに代走植田を送るも、その後2アウトとなり、打席に立ったのは8回表に代走で登場した江越。案の定三球三振で終了し、11回裏にドリスのワイルドピッチでサヨナラ負け。なんだかモヤモヤする終わり方でした。モヤがトレードされちゃいましたね。
まあまだ矢野監督は1軍監督としては新人なのでこれからでしょう。と思いたいところ。
7月は得意のハマスタ横浜戦からスタートです。こちらのローテや、広島、巨人との試合が計9試合ある事を考えるとここで勝ち越しておいてもらいたいところです。
最後に今月の成績予想で終わります。
7月成績予想
20試合(3試合が雨で中止)
8勝12敗 勝率.400