成績 4位 64勝76敗3分 勝率.457
金本新監督の下、『超変革』をスローガンに掲げ挑んだ2016年シーズン。アメリカから帰国し、四国独立リーグでプレーしていた藤川が4年ぶりに復帰。ドリスやマテオなど翌年の強力リリーフ陣を形成する事となる新外国人を獲得した。野手ではドラ1入団の髙山を筆頭に横田や北條、中谷、開幕時は育成契約だった原口などそれまで出場機会の少なかった若手選手達を積極的に起用。主力の不振や衰えもあり結果的には4位に終わったものの、チームにとって大きな変革のシーズンとなった。
パワナンバー 23100 70020 57385
主な選手
2年連続の開幕投手。リーグトップの185.1回を投げ12勝。例年通りイニングイーターとしてフル回転した。
前年はエースとして大活躍だったがフル回転の反動もあってか7勝に留まり、入団から4年連続の二桁勝利とはならず。
岩貞祐太
3年目にして覚醒。一時は打ち込まれたが初の二桁勝利を記録した。
自ら志願し先発として開幕を迎えたが、不振でシーズン途中にリリーフへと配置転換。
マルコス・マテオ
呉昇桓に代わるクローザーとして入団。20セーブを挙げた。
4月に育成から支配下契約に。デビュー翌月に月間MVPを獲得し、オールスターにも出場。
チームトップの22本塁打を記録もシーズン中盤以降は低調でオフに退団。
3割近い打率をキープしながらも7月にアキレス腱断裂の大怪我で戦線を離脱した。
数年前から見え始めていた衰えが攻守に顕著となり、667試合続いたフルイニング出場記録もついに途切れた。シーズン終盤にサードへコンバート。
前半戦から積極的に起用され、夏頃には鳥谷に代わってショートのレギュラーに。
髙山俊
クジ引きのゴタゴタもあったがドラ1で入団。球団新人最多安打記録を更新し新人王に輝いた。
大和
またしても前年から数字を落とし、この年のオフにはスイッチヒッターに挑戦。
2000本安打を達成。自身2度目となるサイクル安打も記録した。リーグ5位の打率.311で2006年以来10年ぶりに3割台へ乗せた。