fkdm8のパワプロ日記

パワプロの再現選手を載せてます。

2020年のプロ野球を振り返る

さてコロナで大変だった2020年シーズンが終了しました。(とっくに終わっとるわ)

順位予想は中途半端な結果になりました。面白くないなあ…

セ・リーグ

1位 巨人

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リーグ連覇を達成。予想通り菅野が最多勝、最高勝率のタイトルを獲得し復活。2年目の戸郷は9勝を挙げ新人王争いに絡むほどの活躍を見せると、楽天からトレードで移籍してきた高梨もリリーフでフル回転。野手は"サカマルオカ"の3人はもちろん、正捕手となった大城も攻守に貢献。まさに圧倒的な強さでのリーグ優勝だった。菅野のメジャー移籍が可能性大だが、来季こそパを撃破できるか。

 

2位 阪神

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開幕4カードで2勝10敗と最悪のスタートながら生え抜きの近本・大山の活躍などで徐々に調子を上げ、なんだかんだで2年連続のAクラス入り。大山に関しては昨年の2倍となる28本塁打を放ち、岡本や村上らとともにタイトルを争った。PJ・ドリスのメジャー移籍で大幅な戦力低下が予想されたがスアレスやサンズなど新外国人選手の乱獲もハマった。

 

3位 中日

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8年ぶりのAクラス入り。戦力的に見れば数年前にAクラス入りしていてもおかしくなかったのでは。攻撃力は昨年と比べて若干低下したものの、投手陣が安定感を発揮した。福・祖父江・マルティネスのリリーフ陣は鉄壁。先発も45イニング連続無失点を記録し、沢村賞を受賞したエース・大野雄大が圧倒的な投球を見せた。石川や根尾など楽しみな若手野手も多く、将来性を感じさせる。

 

4位 横浜

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なんといっても首位打者に輝いた佐野。開幕前は「筒香移籍の穴は大きいだろう」なんて言ったものの、その穴にタワーマンションが立った。梶谷・オースティン・ソト・宮﨑など攻撃力は申し分ないが、今永・平良の離脱や山﨑康晃の不調など投手陣に少し安定感が足りなかったか。

 

5位 広島

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3連覇から一転、2年連続Bクラス入り。9年ぶりの5位に転落となる苦しいシーズンとなった。ジョンソンの不振、開幕投手大瀬良の故障による戦線離脱など投手陣が計算できなかった。ルーキーの森下がフル回転で防御率1点台という素晴らしい成績を残したが、その反面で1年目からの投げすぎによる影響が出ないか来季以降少し不安もある。一方、野手は坂倉や大盛などの若手野手が結果を残し、将来に向けて明るい光となった。

 

6位 ヤクルト

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1番の失敗は外国人補強だろう。イノーア・クック両投手はともに戦力になることができなかった。野手に至ってはエスコバー1人のみという補強に不安を感じたが、それが案の定的中。神宮を本拠地としながらも僅か1本塁打に終わった上、最も期待されていた守備では12球団最低レベルと精彩を欠いた。投手陣は言うまでもない状況であるが、村上に青木、今季不調ではあったが山田という打線のコアが健在なうちに塩見・廣岡辺りの若手が一本立ちし、まともに外国人選手の補強をすれば一気にAクラス入りする力は十分にあるのでは。

 

パ・リーグ

1位 ソフトバンク

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デスパイネ・グラシアルの主軸キューバコンビの来日が8月までズレ込みながらもロッテと首位争いを繰り広げていたが、10月には12連勝を含む22勝4敗1分と一気にスパートをかけてリーグ優勝を決定づけた。強力打線は当然ながら、12球団で唯一のチーム防御率2点台(2.92)はまさに暴力的。日シリは2年連続で巨人を4タテ。ポストシーズン12連勝というもはや理解不能な域まで達した。シリーズ後に再び惨敗した巨人がやたらと煽られていたが、シーズン終盤はパの他球団も圧倒されていたのも事実。

 

2位 ロッテ

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単純に戦力を見るとそこまでに感じるものの、4年ぶりにAクラス入り。2015年の阪神とイメージが被る。シーズン中にトレードで加入した澤村や若手の力でシーズン中盤までソフトバンクに肉薄した。ただチーム打率は.235と12球団最低の数字であり、ラグーンがありながらの90本塁打は寂しい。念願のリーグ優勝には打線強化が不可欠。

 

3位 西武

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昨季までのウリであった山賊打線は鳴りを潜めた。秋山のメジャー移籍によって打線の弱体化は懸念されていたが、その想像以上に影響は大きくほぼ全員が成績を落とす形に。例年通り先発陣の台所事情は厳しかったが、森脇・ギャレット・平良・増田などリリーフ陣が踏ん張り終盤追い上げを見せた。

 

4位 楽天

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牧田・鈴木・ロメロなどの補強により優勝候補にも挙げられていたが、結果的にはAクラスすら逃すことに。開幕から打線が絶好調で一時は首位に立っていたものの、8月中旬あたりから徐々に調子を落としていった。涌井が11勝を挙げたが、則本・岸・松井の主力投手らが期待通りに働くことが出来ず苦しんだ。

 

5位 日本ハム

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西川や中田・宮西など中堅・ベテランの主力選手は結果を残したが、その脇を固める選手が安定しなかった。投手も野手も若手の突き上げがいまひとつで、投打の軸となる選手の育成が急務。有原と西川がメジャー移籍で居なくなるであろう来季が心配。

 

6位 オリックス

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開幕直後にいきなりロッテに6タテを喰らうなどチーム状況は泥沼。西村監督が8月に辞任し代行監督は中嶋聡が務めた。それでも状況が大きく変わることはなく2年連続の最下位。MLB通算282本塁打の実績を提げて入団した"本物"ジョーンズも期待外れに終わり、またしても山本・吉田の2人がチームを引っ張るシーズンとなった。

 

とまあなんとなく今季を振り返ってみました。コロナ次第ですが来季こそいつものように野球が楽しめるといいですね。